私たちは、ITを使いながら人々が引越す際に直面するあらゆる壁を取り除き、
気軽に自由に移動することができる社会を実現します。

私がそう考えるに至ったエピソードをご紹介します。

私が通勤時によく見かける、小学校1～2年生くらいの女の子がいます。

最初のうちは、
「これくらいの年齢の子供にとって、毎朝混雑している電車で学校まで通うのは大変だなあ」
と思う程度だったのですが、雨の日や絵画の道具を持ち歩く日になると、
両手が完全にふさがってしまい、大変気の毒に感じました。

「もし引越しの障壁が今よりずっと低くなったら、
この子のために親御さんは学校の近くに引越し、
ひいてはこの子の通学のストレスを軽減できるのでは？」
と、私はその女の子を見ながら思いました。

他にも、自分が住みたいと思っている地域の情報が得られず、
知らない土地に住むことに不安を感じている人、
物件に関する詳細な情報が得られず引越しをためらっている人など、
引越しするにあたって立ちはだかる様々な「壁」が原因で、
自分が住みたいと思った場所に自由に移動できないという人が大勢います。

引越しの壁がなくなれば、自由に人が移動できるようになる。

自由に人が移動できれば、自分が思い描いた街や家に住むことができたり、
家族団欒の時間が増えたり、自分が行きたいと思った大学で、
自分が学びたいことが学べるようになる。

そういう想いがあってこの企業理念を策定しました。

代表取締役・松本宣春